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You are awesome and amazing!!

3月いっぱいで私の1年間の語学学校が終了しました。

アメリカに来た当初は、私の新しい生きる場所の模索のひとつとしてのアメリカでした。

住み心地がよかったので、もっと長く居たかったのですが、学生以外に住み続ける方法が見つからず、あっという間に貯金が尽きたので、5月に帰国することに決めました。

なんだか一年前と同じ、”どこへ行って何をしてもいい”という状況は変わらず、まるで振り出しに戻ったようにも感じるのですが、精神的な強さや、どうにかなりそうという自信は、一年前とは比べ物にならないほど変わりました。

まだこの先、日本のどこで何をするのかは決まっていませんが、すべてうまくいく気がします!

色んな人に助けてもらったり、迷惑をかけてしまうこともあるでしょうし、もちろん不安もあります。

でも、それらもぜーんぶ含めて、自分の価値や可能性を信じれるようになりました。

今、アメリカで一緒に住んでいる姪っ子が、9月から幼稚園に通います。そこの幼稚園では、新しく入園する子供の親の為に、説明会と学校のツアーがあり、先日おばの私も、興味があったので参加してきました。

そこは、幼稚園からそのまま小学校に上がれるところで、図書館やカフェテリアなどの施設も充実していました。

私が、日本と確実に違う!と感じたのは、カウンセリングの教室を案内してもらった時でした。

そもそも日本には、カウンセリングの部屋なんて、大学ですらまともにありませんでした。

それがここでは、小学生の時から週に一回カウンセリングの授業があって、自分の悩みだったり、これから将来どういう自分になりたいかを考えたり、相談したりする時間が作られているのです。

アメリカに来て、アメリカ人だけでなく、色んな国の人と話をしたり授業を受けたりしていて、私はいつも

自分の意見に自信がなく、逆に外国人はものすごい自信たっぷりで(時には絶対間違ってる答えでも、ものすごい自信たっぷりに主張してくるので迷惑な時もありましたが。笑)、この差はいったいなんなのか、ただの国民性なのか、それとも個人の問題なのか?と疑問に思っていました。

カウンセリングの教室のドアにはちいさな小窓があって、ちょこっと中をのぞいてみました。

中には子供用の椅子やテーブルがまばらに置いてあり、壁には子供たちが描いた絵などが貼ってあって温かい雰囲気でした。

入り口のすぐ近くには、大きな字でこう書いてありました。

"You are awesome and amazing!"

(あなたはすんごくて、すんばらしい!)

これを見た瞬間、今まで疑問に思っていたことが、一瞬で理解できました。

小さい子供の頃からずーっと、自分という存在を認めてくれて、そのままで素晴らしいんだよっていうことを教えてくれる環境が、ここにはあるんだって感じたのです。

そりゃぁ、あれだけ自信たっぷりな人間に育つよ!って。

だって、質問の答えが間違ってようが、どんな考え方だろうが、自分はすんごくてすんばらしいって子供の時から知ってるんだもん。

私はもう大人だけれど、小学校のカウンセリングルームに貼ってあったこの言葉に、自分が励まされ、癒され、学ばされました。

今の私でいいんだ!って。

今までの自分も、ぜーんぶOKだったんだ!って。

失敗したことも、後悔したことも、何も悪いことじゃないし、それも含めて今の私がいるんだって。

いいところも、まだまだだと思うところも、全部ぜーんぶOK。

自分はすんごくて、すんばらしい存在なんだって、認めることにしました!

だからね、何ができるからすごい、とか、

何ができないからだめだ、とかじゃないんです。

何もなくても、そのまんまで、もうすでに、

あなたはすんごくて、すんばらしいんです!

You are awesome and amazing!

illustration:momo

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