飛行機雲の街、ポートランド

長い夏休みが終わり、今週から語学学校が始まりました。

３ヶ月以上なんの予定もない休みなんて、いままでの人生を振り返っても思い出せないほどないです。

でも、学校が始まって授業と宿題で一日が過ぎていくこの日々も、私の人生の中ではまだまだ長い夏休み中なんだなーと思います。

未来のことを考えると不安ばかりですが、今はやりたいことがやりたいだけできる貴重な時間だと思って、毎日を大事に過ごすことを心がけています。

今までの自分は、なぁなぁに日々を送っていたんだな、と最近気づいてちょっと反省…。

仕事とか、忙しく追われるものに身を任せて流れていく毎日だったり、

美しい景色を見ても、どこか頭の隅で違うことを考えていたり。

”今を生きる”とか、”一瞬一瞬を大切に感じる”ってけっこう難しいです。

でも、ふと一緒に住んでいる４歳の姪っ子をみると、当たり前にこれをして毎日生きている！

楽しいことはしっかり楽しんで、嬉しいこともしっかり喜んで、悲しいときはどっぷり悲しむ。

人生の師匠がこんな身近にいました。

今住んでいる街、アメリカオレゴン州にあるポートランドは街のすぐそばに空港があるので、空を見上げるといつも飛行機が飛んでいます。

家の近くの公園では、着陸する飛行機が順番に並んで飛んでくるのがよくわかるほど。

秋の風に吹かれながら、ただぼーっとそれを眺めてるだけでも、自分はこの世界に存在してていいんだなー、なんて気分に浸れたりします。

数日前の秋晴れの日は、飛行機雲がくっきり！

これが、ポートランドの空です。夏が終わり、季節は秋です。